観た映画に関してあれこれ述べる『映画批評』企画の第2弾!!
前回はパチスロ機にもなっている『亜人』についてでした!!
▼第一弾はコチラから!!
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…しかし!!
今回はパチンコ/パチスロとは無関係な
『ダンケルク』についてのあれこれです!!
※以下、DOIKOの感想が続きます。
ネタバレにご注意を!!
シンプルなあらすじ
フランスのダンケルクに追い詰められた兵士40万人を
イギリスに撤退させる作戦を描いています。
わかりやすい敵キャラをやっつけるわけではなく、
ただ逃げるだけといった内容です。
▼公式 About The Movie
http://wwws.warnerbros.co.jp/dunkirk/#aboutthemovie
シンプルですが、意外となかった視点かもしれませんね!!
やっぱり賛否両論あるらしいです
結論!!作り方が面白かったです!!
…ただ好き嫌いが2極化するだろう、という印象もあります。
あまりなじみのない構成で
「そういう視点なのか」と納得した人と
「わかりにくい」ので否定的な意見の人とが割れているのではないでしょうか。
主人公が1人という思い込み
少年漫画の主人公のような、【憧れ】のヒーロー像であったり、
少女漫画の主人公のような、読者と境遇の近しい【共感】できるキャラクターであったり、
そういう主人公だとわかりやすいと思います。
一方、今回の『ダンケルク』は場面によって
カメラの焦点があてられる人が切り替わるので新鮮です!!
基本的に戦争映画なので、
過酷な状況に巻き込まれることに【憧れ】ることも少ないでしょうし、
実際に戦争を経験していなければ【共感】も難しいので
作中のキャラクターに主人公を見つけにくかった、
という人も多かったのではないでしょうか。
逆に、
「この場面では、あの人に注目しよう!!」といった、
[主人公を誰にするか]は観ている人によって設定ができる余地があります!!
ここは、受け手側がコンテンツを作る、という視点の人であれば
好きな作り方かもしれませんね!!
時間の進め方も特徴的
「わかりにくい」という意見が出やすい理由になりうるのが、
場面によって時間の進み方が違う点、というのもあると思います。
陸で救出を待つ兵たち、
海を渡って救出に向かう民間船、
空で戦闘機を操縦するパイロット、
の3つの場面が切り替わりながら話が進んでいきます。
陸だと数日(うろ覚えですが一週間くらい?)経過しています。
一方、空だと戦闘機の燃料が無くなるまでの描写なので
1~2時間(戦闘機に詳しくないのであれですが、もっと短い時間ですかね?)
くらいの時間の流れです。
そして、海は約一日くらいだったイメージ。
一度しか見ていない映画なので、詳細まで暗記はできていませんが、
ざっとそんな感じの時間の進み方だったと思います。
陸、海、空で比較しながら観ていく形です。
最初の内は、ついていけてなかったですが、
点がつながると「なるほど!!」となります。
ただ、ここも気づかずに終わってしまった人は
「よくわからん!!」みたいな感想になってしまったかもしれないですね…
観てから決めてください
主人公を一人にしたほうが当然作りやすいでしょうし、
観る側としても慣れている分、理解もしやすいです。
なので普通はそうしますが、ありきたりな感じもしますよね…
そこの意外性、不意打ち感で
「やられた!!」と思える人には作り方が面白い映画だと感じるのではないでしょうか!?
そういうの求めてないからわかりやすいほうがいい、
そもそも戦争映画が嫌い、
…などもあると思います。
そういう人にはおすすめはできないですね…
おすすめ度:★★★☆☆(3/5)
個人的には観に行って良かったと思っていますが、
誰かに勧めるかとなると、そこは相手によります。
面白いかどうかは是非観てから決めてください!!
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〜今回の映画〜
ダンケルク
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/dunkirk/
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ピーケン編集部:DOIKO
三度の飯より映画が好き!!…かと問われるとそれほどではないが、そこそこ好き。
映画館では作品に入り込みたいので、隣でポップコーンをモシャモシャされると許さない。
だったら客入りのなさそうな日程で一人で観たいと思う程度の実力。
面白い作品であれば記事で愚痴ったりせずにブルーレイで購入。
そしてお家で感動して泣いちゃう。
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