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平成以降のダービー馬が6歳で宝塚記念に出走するのは史上初

?マカヒキ 平成以降のダービー馬が6歳で宝塚記念に出走するのは史上初の出来事(もしかすると昭和含めて史上初かもしれないが面倒くさいのでそこまでは調べない) 来年もレイデオロが現役で出走してくれば史上2頭目の出来事が連続で起きることになるが、歴史からすると現役引退しているか宝塚記念出走を選択しないかのどちらかになるのであろう。 それだけ友道厩舎の努力と現役続行を選択している金子オーナーの選択は難しいものであり、3歳秋の海外挑戦、4歳秋の骨折という困難にもチャレンジし続けるチームマカヒキに敬意を表して春のGIシリーズの締めくくりとしたい。 とはいえお金は大事だよということで自信を持ってお金を賭けるだけの材料は探したい。もはやいい材料があるから買うのではなく買いたいからいい材料を探すのは手段が目的になっている典型ではあるが、競馬ロマン派とはそういうものである。 海外復帰後の古馬になったマカヒキが出走したGIレースを振り返ってみる 2017/04/02:良:大阪杯:8枠14番:4着:レース上がり35.3 → 敗因:ピンク帽 2017/10/29:不良:天皇賞・秋:7枠15番:5着:レース上がり38.7 → 敗因:不良馬場 2017/11/26:良:ジャパンカップ:6枠11番:4着:レース上がり35.1 → 敗因:内枠馬場 2018/10/28:良:天皇賞・秋:5枠6番:7着:レース上がり34.5 → 敗因:レース上がり34秒台 2018/12/23:稍重:有馬記念:2枠4番:10着:レース上がり36.9 → 敗因:実質重馬場 2019/03/31:良:大阪杯:1枠1番:4着:レース上がり35.5 → 敗因:? ・良馬場 ・レース上がり34秒台にならない ・1桁馬番 まずこの条件が好走期待の高い心の拠り所とする条件。 近しい条件では2017年の大阪杯は外枠でぶん回し、2017年のジャパンカップは内枠人気3頭で決まる偏重馬場を明確な敗因としていいだろう。 前走の2019年の大阪杯は待望の好走条件だったが、直線で前が詰まり2〜3回進路変更をする岩田騎手のミスリード。アルアインが外のキセキに併せに行ったので、タラレバになるがそのままワグネリアンに付いて行っていれば最終的に空いた内から抜けていただろうし、勝てたとまでは言わないが少なくとも馬券内はあった。岩田騎手がインを狙わなかったということはそれだけ手応えがよく、外に進路を取っても差し切れる判断をしたということ。 今年の宝塚記念は天気予報からはまず良馬場で、土曜の馬場を見る限りレース上がり34秒台にはならないだろう。良馬場で時計は速いが上がりはかかる状態で7番出走。 心の拠り所の条件出現である。 タツゴウゲキが内に切れ込んで内枠4頭を邪魔する絶好の展開を期待しつつ、直線ではいわたーと叫びたい。 そんな宝塚記念グランプリデー当日の朝。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 筆者:たないさん 競馬歴21年。ロサードに魅せられて薔薇一族を追っかける。複勝で一世風靡。トゥザヴィクトリー→ローズバドのエリザベス女王杯あたりが馬券のピーク。年間プラス収支を有馬記念につぎ込み当たればドロップアウトしようと毎年チャレンジするも人生で一度も有馬記念的中がないのが売りだったが、ここ二年的中してしまい、今年こそ今年こそが一年を生きる糧ではなくなっている。競馬以外で好きなものは中日ドラゴンズ、リヴァプール、そして家族。
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