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いろいろあったがやはり森さんには感謝

中山芝未経験な人気2頭の取捨 ラグビーアイルランド戦で76分過ぎに福岡選手が最終ラインを突破したシーンの攻防は何度見ても鳥肌もの。あのものすごい歓声の中をひとりロングランする気分たるや。そしてあそこから追い付いてタックルするアイルランドの魂。これぞワールドカップ。 その余韻にひたりながらサニブラウン選手のスタート失敗を見る。歴史が証明する壁を突破することの難しさ。 混合リレーでの日本の戦略には拍手。テレビ馬的なおもしろさ。そして男女の差に驚愕。 閑話休題。 今年のスプリンターズステークスを難しくする要素のひとつは、人気を分ける2頭が中山芝コース未経験であること。過去10年で中山芝コース未経験ながら3着以内に来たのは5頭だけ。 2018年:3歳牝馬:5枠9番:ラブカンプー:和田騎手:2着 → 牝馬 2016年:3歳牝馬:2枠4番:ソルヴェイグ:田辺騎手:3着 → 牝馬 2014年:6歳牝馬:1枠2番:ストレイトガール:岩田騎手:1着 → 牝馬 2013年:6歳牡馬:3枠5番:マヤノリュウジン:池添騎手:3着 → 池添 2011年:4歳牝馬:5枠10番:カレンチャン:池添騎手:1着 → 牝馬&池添 2018年ラブカンプー、2016年ソルヴェイグ、2014年ストレイトガール、2011年カレンチャンは斤量有利な牝馬。2013年のマヤノリュウジンは池添騎手。マヤノリュウジンの池添騎手は無理くりな理由付けな気もしないではないが、GIでの理由なく来る穴騎手=池添みたいな時代だったのでよしとする。 牝馬か池添騎手であれば中山芝未経験でもクリア可能と考えると、 ダノンスマッシュ:4歳牡馬:川田騎手 タワーオブロンドン:4歳牡馬:ルメール騎手 2頭ともどちらの要素も持たず危険な人気馬ということになる。 中山芝未経験の人気馬 踏まえて過去10年で中山芝未経験ながら3番人気以内に推された馬はそもそもいるのかというと、 2017年:4歳牡馬:2枠3番:セイウンコウセイ:幸騎手 → 11着 2016年:5歳牡馬:1枠1番:ビッグアーサー:福永騎手 → 12着 2014年:6歳牝馬:1枠2番:ストレイトガール:岩田騎手 → 1着 2012年:3歳牝馬:8枠15番:エピセアローム:武豊騎手 → 4着 2011年:4歳牝馬:5枠10番:カレンチャン:池添騎手 → 1着 2010年:4歳牝馬:4枠8番:ワンカラット:藤岡祐騎手 → 5着 2009年:5歳牝馬:1枠2番:アルティマトゥーレ:松岡騎手 → 5着 掲示板に来ているのは牝馬のみ。牡馬に至っては2頭とも2桁着順という成績である。 データは破られるためにあるものだが果たして。 ?モズスーパーフレア 今年の出走馬の中で中山芝コース2勝以上の実績があるのは3頭。 4枠7番:モズスーパーフレア:3,1,0,0 5枠9番:ディアンドル:2,0,0,0 6枠11番:マルターズアポジー:2,0,2,7 マルターズアポジーは芝1600以上の数字で芝1200は未経験。ということですんなり決めてのモズスーパーフレアとディアンドルの2頭を買いたい。どちらも斤量有利な牝馬で、しかも中山では連を外したことがない。モズスーパーフレアは前走休み明けで26kg増。無理にハナにはいかず外の番手からも直線では一度先頭に立っている。 穴にちょっとだけ期待はノーワン。 その年のフィリーズレビュー勝ち馬がスプリンターズステークスに出走したのは過去10年で2頭。 2016年:2枠4番:ソルヴェイグ:田辺騎手 → 3着 2014年:6枠12番:ベルカント:武豊騎手 → 5着 ベルカントの着差は新潟開催時ではあるものの勝ち馬から0.1差。古くにはアストンマーチャンもいる。近走の着順と休み明けで嫌われているが、歴史だけ見れば買いたい馬である。 それではよい日曜日を。 まとめ ◎?モズスーパーフレア ○?ディアンドル △?ノーワン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 筆者:たないさん 競馬歴21年。ロサードに魅せられて薔薇一族を追っかける。複勝で一世風靡。トゥザヴィクトリー→ローズバドのエリザベス女王杯あたりが馬券のピーク。年間プラス収支を有馬記念につぎ込み当たればドロップアウトしようと毎年チャレンジするも人生で一度も有馬記念的中がないのが売りだったが、ここ二年的中してしまい、今年こそ今年こそが一年を生きる糧ではなくなっている。競馬以外で好きなものは中日ドラゴンズ、リヴァプール、そして家族。
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