【競馬予想】2020/04/12:桜花賞

ピーケンニュース

2020-04-1200:00:00 up
【競馬予想】2020/04/12:桜花賞

競馬予想


花は咲く

花を買うという行為には人の心の豊かさや暖かさを感じる。家族の誰かが花を買う習慣を持っていれば家は何となく空気は潤うだろうし、誰にも花を買う習慣がなければ何となく空気は寂しくなる気がする。インテリアや絵画とは違った短い期間の趣き。季節感。

特に桜は日本の季節感の最たるもので、桜が咲きそれを愛でることで人として日本人であることの豊かさを毎年実感し、また一年経ったまた来年もという、年末年始以外の節目では一番のカレンダー。

花見自体これが「自粛」ならまだしも「禁止」されてしまうと、人としての何かを否定されるような何か今までにない寂しさを感じる。スポットに集まるのが禁止なだけで、通りすがりで見れるじゃんとか車で見ればいいじゃんとかそういう話しではなく、なんだかなんだかなぁである。

今週はもう一度見たいシリーズで中日が日本一になった中日×日本ハムの日本シリーズ第5戦が再放送。議論を巻き起こした山井→岩瀬の完全試合リレー。その是非は置いといて、結局采配とは最善を決断すること、その結果の責任を負うことであると改めて再認識。状況を見ている待っているのは責任者ではない。

与田監督は昨年就任初年度の早い段階から投手交代を積極的に行う采配を行っている。タイミングを判断しているのは阿波野コーチなのか伊東ヘッドなのか与田監督なのかはわからないが、投手チームとして決断が出来る体制。決断をせず動かず結果に対して責任を負うことは誰でも出来る。所詮責任を取るところで辞めるだけだ。本当の責任とは結果を出すしかない。結果が出ていなければ動いたのか動かなかったのか、手は尽くしたのか尽くさなかったのか。

責任者のつもりが傍観者であった、それだけは絶対にやめようと改めて自負した今日この頃。


阪神JFとチューリップ賞のやり直し


今週も競馬開催が行われることにはただただ感謝。水面下では非常事態宣言後にJRAが相当な交渉を頑張ったなんて情報もチラホラ出ている。そんなJRA職員に対して、先週土曜日に行われたウイルス感染状況の記者会見では「JRAの職員から出たということに対してまず謝罪があってしかるべきだと思いますが」という質問が飛んだとか。開いた口が塞がらない。

※馬場改修後3着以内馬のステップレース成績と1600m以上の重賞1人気回数
※ステップレース:チューリップ賞:阪神JF

2019年:1着:グランアレグリア:-:-:2回
2019年:2着:シゲルピンクダイヤ:2着:-:-
2019年:3着:クロノジェネシス:-:2着:1回
2018年:1着:アーモンドアイ:-:-:1回
2018年:2着:ラッキーライラック:1着:1着:1回
2018年:3着:リリーノーブル:3着:2着:1回
2017年:1着:レーヌミノル:-:3着:-
2017年:2着:リスグラシュー:3着:2着:1回
2017年:3着:ソウルスターリング:1着:1着:2回
2016年:1着:ジュエラー:2着:-:-
2016年:2着:シンハライト:1着:-:-
2016年:3着:アットザシーサイド:-:5着:-
2015年:1着:レッツゴードンキ:3着:2着:1回
2015年:2着:クルミナル:11着:-:1回
2015年:3着:コンテッサトゥーレ:6着:-:-
2014年:1着:ハープスター:1着:2着:3回
2014年:2着:レッドリヴェール:-:1着:-
2014年:3着:ヌーヴォレコルト:2着:-:-
2013年:1着:アユサン:3着:7着:-
2013年:2着:レッドオーヴァル:7着:-:1回
2013年:3着:プリンセスジャック:8着:6着:-
2012年:1着:ジェンティルドンナ:4着:-:-
2012年:2着:ヴィルシーナ:-:-:-
2012年:3着:アイムユアーズ:-:2着:-
2011年:1着:マルセリーナ:-:-:-
2011年:2着:ホエールキャプチャ:-:2着:-
2011年:3着:トレンドハンター:-:-:-
2010年:1着:アパパネ:2着:1着:1回
2010年:2着:オウケンサクラ:4着:-:-
2010年:3着:エーシンリターンズ:3着:-:-
2009年:1着:ブエナビスタ:1着:1着:2回
2009年:2着:レッドディザイア:-:-:-
2009年:3着:ジェルミナル:5着:6着:1回
2008年:1着:レジネッタ:-:6着:-
2008年:2着:エフティマイア:-:17着:-
2008年:3着:ソーマジック:-:-:-
2007年:1着:ダイワスカーレット:2着:-:1回
2007年:2着:ウオッカ:1着:1着:1回
2007年:3着:カタマチボタン:-:-:1回

基本桜花賞は阪神JF、チューリップ賞と続く阪神1600mレースのやり直し。両レースに出走していない馬で馬券になったのは39頭中8頭。更に1600m以上の重賞で1人気になっていたことがある条件を加えると例外は5頭。その5頭はすべて単勝オッズ10.8倍以下。つまり穴馬は阪神JFかチューリップ賞に出走していた馬からしか出現していない。

※今年の桜花賞で条件を満たす単勝オッズ15.0倍以上の馬(日曜11:46時点)
Aチェーンオブラブ:168.0倍:9着:-
Bスマイルカナ:25.7倍:7着:-
Eウーマンズハート:42.9倍:6着:4着:1回
Nヤマカツマーメイド:69.5倍:-:5着

今年の穴馬候補はこの4頭からということになる。


Eウーマンズハート


本命は想定以上に人気落ちのEウーマンズハート。牝馬クラシックはこの馬と心中と決めているのもあるが無策の馬券ではない。人気落ちの要因は右回り不安と前走馬体減による成長不安と鞍上だろうか。

この馬はまだ成長途上で体が完成していないのか直線で追い始めると必ずフラつく。新馬戦、新潟2歳ステークス、阪神ジュベナイルフィリーズの3戦はフラフラしまくり。阪神JFに至っては最内にも関わらず外に行ったり内に行ったりの酷さ。それが前走は直線入口で一瞬フラついたがその後はまっすぐ走れている。

@阪神JFでハイペースを先行して苦しい競馬を経験した成長
A休養により成長
Bチューリップ賞がスローペース過ぎて楽だった
Cチューリップ賞では直線まともに追っていない

@ABCどれかではなく@ABC全部で@が強く出ていることを期待する願望ありき。

阪神ジュベナイルフィリーズとチューリップ賞はDマルターズディオサとの着差を物差しにすると同じ0.4秒差。阪神JFは4コーナー先頭馬にバイアスがかかる特異馬場だったのでPレシステンシアとの着差は気にしなくていい。あとはこの0.4秒差がどこまで詰められるか。

とにかく枠順がいい。内枠偶数番かつ内に先行馬が多数入ったので出たなりで付いていくだけでインの2〜3列目が取れるのは大きい。外枠のPレシステンシアの隣にOゴドルフィンチームのケープゴッドもいてアシスト可能。藤岡弟が変に下げ過げずに外にも出さずインにこだわった競馬が出来ればヴィクトリーロードが見えるはず。あとはそのロードをまっすぐ走れるかどうか。

近年の桜花賞では阪神JFとチューリップ賞で4着以下だった馬が馬券に絡んでいない。そして阪神JFとチューリップ賞を勝った馬は着順を落としている。今年の出走馬で両レースを3着以内かつ勝利していない馬に該当するのはJクラヴァシュドールだけ。


まとめ


◎:Eウーマンズハート
○:Jクラヴァシュドール


あとがき


スーパーで人のかごを見るとやたらカルビーポテトチップスのりしおを見掛ける。ストレス解消だろう。需要増かBIGサイズがなかなか売っていない。

阪神競馬場の桜は先週が満開だったように見えたが今週も引き続き咲き誇っている。



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筆者:たないさん
俺プロ:https://orepro.netkeiba.com/mydata/mytop.html?id=13922579

競馬歴21年。ロサードに魅せられて薔薇一族を追っかける。複勝で一世風靡。トゥザヴィクトリー→ローズバドのエリザベス女王杯あたりが馬券のピーク。年間プラス収支を有馬記念につぎ込み当たればドロップアウトしようと毎年チャレンジするも人生で一度も有馬記念的中がないのが売りだったが、ここ二年的中してしまい、今年こそ今年こそが一年を生きる糧ではなくなっている。競馬以外で好きなものは中日ドラゴンズ、リヴァプール、そして家族。



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