【競馬予想】2020/05/03:天皇賞・春

ピーケンニュース

2020-05-0300:00:00 up
【競馬予想】2020/05/03:天皇賞・春

競馬予想


出ました超高速馬場

ウイルスによる危機感が強い人も経済活動の危機感が強い人もどちらも命を守ろうとしていることは同じというラジオからの言葉にただただ同意。ナショナリズムや宗教論も突き詰めれば同じなんだろうなと妙に実感。

おもしろいことがない足りないという人はラジオクラウドかrajikoタイムフリーでTBS JUNKの各番組オープニングフリートークだけでも聞いてみては。日常の何気ない瞬間をこんなときでも面白くおかしく切り取って伝えてくれるお笑い芸人の素晴らしさ。

明日にはドイツで無観客にて競馬開催再開予定。来週にはフランスも無観客で競馬開催が再開予定。当面は国内調教馬だけの出走に限定されるようだが、海外でのスポーツ競技再開の事例として注目。


16年ぶりの芦毛ワンツー


上位人気馬にいかようにも理由付け出来る懸念材料があり荒れそうな雰囲気を感じる天皇賞。

Mフィエールマンは有馬記念以来の休み明け。そもそも有馬記念から直行で出走した例が天皇賞春史上2例しかない。2004年のウインブレイズ(17着)、1997年のサクラローレル(2着)があるが、サクラローレルは1人気から着順を落としている。ラジオNIKKEI賞からぶっつけで菊花賞を制しているMフィエールマンとノーザンファームなら問題なさそうだが頭まではどうか。

Fユーキャンスマイルは先週の落馬事故で岩田父から浜中騎手に乗り替わり。しかも浜名騎手はテン乗り。テン乗り自体は昨年の2〜3着馬がテン乗りなので問題にならないが岩田父の騎乗に馴染んでいるだろう中でのテン乗りはどうか。今年は乗れている感じがしなく京都芝で3着以内無し。

Gキセキは出遅れがどうかもはや完全に博打。出遅れても割り切って有馬記念のように控えれば馬券内には届きそう。

人気馬の中ではDミッキースワロー。菊花賞は6着もGキセキより先に動いて見せ場たっぷりの競馬。前走馬体重が減っていての直前輸送だけ気になるので、馬体重発表を見て問題なければ馬券内は固いとみる。

そして今年の前哨戦を語る上ではダイヤモンドステークスを見て見ぬ振りは出来ない。単勝325.5倍。そして芦馬のワンツー。事故として処理してもいいように思うが勝ち時計の3.31.2は芝3400mになったダイヤモンドステークスで史上5番目の速さ。3着馬には5馬身の差があり何か狙いどころがないか探してみたい。

※過去10年の年明けから天皇賞春週までの芝2000m以上古馬混合重賞での芦毛馬の成績
※年度:馬券内頭数:馬券内回数:勝率:連対率:複勝率
2020年:4頭:6回:16.7%:41.7%:50.0%
2019年:2頭:2回:12.5%:25.0%:25.0%
2018年:3頭:3回:0.0%:9.1%:27.3%
2017年:3頭:4回:10.0%:30.0%:40.0%
2016年:1頭:1回:0.0%:25.0%:25.0%
2015年:1頭:1回:11.1%:11.1%:11.1%
2014年:1頭:1回:50.0%:50.0%:50.0%
2013年:1頭:1回:16.7%:16.7%:16.7%
2012年:0頭:0回:0.0%:0.0%:0.0%
2011年:2頭:2回:0.0%:33.3%:33.3%

※1980年以降芝2000m以上古馬混合重賞で芦毛馬のワンツーがあった年の天皇賞春
2020年:?
1994年:ビワハヤヒデ:1着(1人気):芦毛
1991年:メジロマックイーン:1着(1人気):芦毛
1990年:出走なし(オグリキャップの有馬記念)
1989年:出走なし(ホーリックス×オグリキャップのジャパンカップ)
1988年:タマモクロス:1着(1人気):芦毛

マイル以下はコジーン系やクロフネ軍団がいるので芝2000m以上の芝古馬混合重賞で集計。2017年から芝中距離で勝負になる芦毛馬が複数出現。その中でも今年は史上最高の成績。通年でもクロノジェネシスがいるのでこの数字は更に伸びると思われる。血統のトレンドや馬場の影響などいろいろな要素はあると思うが芦毛の時代が来ているかもしれない。

そして芝2000m以上古馬混合重賞での芦毛馬ワンツーは16年ぶりの出来事。ワンツーが起こった年の天皇賞春を見ると出走があればすべて芦毛馬が勝利。全部1番人気だからあり得る話しではあるがオカルト要素も後押し。


Hミライヘノツバサ


本命は人気が無い方の芦毛。菊花賞は逃げて13着も直線先頭で見せ場たっぷり。乗り方次第ではもう少しマシな着順だったであろう。明け4歳初戦の準オープン勝利後、AJCC:3着、日経賞:2着と来て故障により1年半休養、復調に時間がかかるも前走ダイヤモンドステークスで復活。日経賞までの馬柱で見ればこのオッズにはなっていない。

木幡巧騎手は京都芝未勝利。しかも過去3年は京都で騎乗すらしていない。にも関わらず当日の芝9レースでは試乗機会を与えられている。土日の騎乗移動規制かつ51kgで乗れる騎手がどれだけも記念騎乗ではないのは確か。

相手も同じ芦毛馬のJメイショウテンゲン。菊花賞は出遅れを挽回しようと押したら4番手になって4コーナーで失速という競馬。普通に走っていればやはりこの人気にはなっていない。母のメイショウベルーガは京都外回りで下り坂からのロングスパートで強かった馬。牝馬ながら阪神大賞典、天皇賞春に参戦、京都大賞典の勝ち鞍もある。

馬連399倍、ワイド60倍はさすがにビビる。


まとめ


◎:Hミライヘノツバサ
○:Jメイショウテンゲン
▲:Dミッキースワロー


あとがき


3歳1勝クラスの芝1600mで1.32.1の超高速馬場が出現した東京ではお気に入りのフライライクバードが青葉賞で沈没。ダービーに出そうとするだけでギリギリだったか。菊に向けて再充電から。かたや同厩舎大魔神佐々木氏のヴァルコスは出走権確保。所有馬のダービー出走は初。とてつもない相馬眼。そして友道厩舎は京都新聞杯の結果次第では3頭出しが濃厚になる。しかし青葉賞レコードの勝ち時計2.23.0とは。。。

天皇賞は音無厩舎のラビット2頭次第。超スローはないと思うがどんなペース戦略で来るのか見物。三連複でCEどちらか来る前提の馬券もあり。

ネット競馬媒体の出馬表には馬の毛色が掲載されているものをまったく見なかった。絶対必要なファクターだろうと思うが何故不要だと判断されているのか気になる。



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筆者:たないさん
俺プロ:https://orepro.netkeiba.com/mydata/mytop.html?id=13922579

競馬歴21年。ロサードに魅せられて薔薇一族を追っかける。複勝で一世風靡。トゥザヴィクトリー→ローズバドのエリザベス女王杯あたりが馬券のピーク。年間プラス収支を有馬記念につぎ込み当たればドロップアウトしようと毎年チャレンジするも人生で一度も有馬記念的中がないのが売りだったが、ここ二年的中してしまい、今年こそ今年こそが一年を生きる糧ではなくなっている。競馬以外で好きなものは中日ドラゴンズ、リヴァプール、そして家族。



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