【競馬予想】2020/12/20:朝日杯フューチュリティステークス

ピーケンニュース

2020-12-2000:00:00 up
【競馬予想】2020/12/20:朝日杯フューチュリティステークス

競馬予想


なんとなくホエールキャプチャ

過去6年の平均時計・配当


レコード:1.33.0秒(2019年:サリオス)
平均タイム:1.34.3秒
平均上がり:34.3秒
平均単勝配当:560円
平均複勝配当:443円
平均馬連配当:5,245円
平均馬単配当:8,176円
平均3複配当:18,943円
平均3単配当:88,566円

※人気/着別度数/勝率
1番人気:3- 1- 1- 1/ 6:50.0%
2番人気:2- 1- 1- 2/ 6:33.3%
3番人気:0- 1- 1- 4/ 6:0.0%
4番人気:0- 0- 0- 6/ 6:0.0%
5番人気:0- 0- 0- 6/ 6:0.0%
6番人気:1- 0- 0- 5/ 6:16.7%
7〜人気:0- 3- 3-57/63:0.0%


過去6年の前走レース別集計


※レース名/着別度数/勝率
サウジアラビアRC:2- 1- 1- 3/ 7:28.6%
1勝クラス:2- 0- 0-18/20:10.0%
デイリー杯2歳S:1- 2- 1-12/16:6.3%
新馬クラス:1- 0- 0- 1/ 2:50.0%
京王杯2歳S:0- 2- 2-14/18:0.0%
東スポ杯2歳S:0- 1- 0- 4/ 5:0.0%
いちょうS:0- 0- 1- 1/ 2:0.0%
未勝利クラス:0- 0- 1- 8/ 9:0.0%
もみじS:0- 0- 0- 4/ 4:0.0%
新潟2歳S:0- 0- 0- 1/ 1:0.0%
京都2歳S:0- 0- 0- 1/ 1:0.0%


※勝ち馬が出ている前走レースの該当馬
サウジアラビアRC:2- 1- 1- 3/ 7:28.6%
1着:Fステラヴェローチェ

1勝クラス:2- 0- 0-18/20:10.0%
ベゴニア賞:4着:Bビゾンテノブファロ
アスター賞:1着:Dドゥラモンド
秋明菊賞:1着:Eブルースピリット

デイリー杯2歳S:1- 2- 1-12/16:6.3%
1着:Gレッドベルオーブ
2着:Lホウオウアマゾン
3着:Oスーパーホープ
5着:@カイザーノヴァ

新馬クラス:1- 0- 0- 1/ 2:50.0%
該当馬なし

※各ステップレース勝ち馬の成績
※前走レース名/着別度数/勝率
1勝クラス:2- 0- 0-12/14:14.3%(1着)
1勝クラス:0- 0- 0- 3/ 3:0.0%(4着以下)
サウジアラビアRC:2- 0- 1- 0/ 3:66.7%(1着)
デイリー杯2歳S:1- 1- 0- 2/ 4:25.0%(1着)
デイリー杯2歳S:0- 0- 1- 3/ 4:0.0%(2着)
デイリー杯2歳S:0- 0- 0- 3/ 3:0.0%(3着)
デイリー杯2歳S:0- 0- 0- 2/ 2:0.0%(5着以下)


過去5年で馬券になった馬の父×母父


※年度/着順/血統
2019年:1着:ハーツクライ×Lomitas
2019年:2着:タートルボウル×スペシャルウィーク
2019年:3着:ルーラーシップ×ファルブラヴ
2018年:1着:ダイワメジャー×Medicean
2018年:2着:スクリーンヒーロー×ディアブロ
2018年:3着:ディープインパクト×Tapit
2017年:1着:ディープインパクト×Intikhab
2017年:2着:ロードカナロア×ファルブラヴ
2017年:3着:Raven's Pass×Dalakhani
2016年:1着:ディープインパクト×Danehill
2016年:2着:キンシャサノキセキ×サクラバクシンオー
2016年:3着:ダイワメジャー×サクラローレル
2015年:1着:キングカメハメハ×スペシャルウィーク
2015年:2着:キングカメハメハ×サンデーサイレンス
2015年:3着:ジャングルポケット×フレンチデピュティ

※過去6年で2頭以上馬券になった父
ディープインパクト:3- 0- 1- 3/ 7:42.9%
ノーザンファーム生産:0- 0- 1- 2/ 3:0.0%
Fステラヴェローチェ(母父):ノーザンF
Jバスラットレオン(父父)
Nロードマックス
Oスーパーホープ(父父)

キングカメハメハ:1- 1- 0- 2/ 4:25.0%
ノーザンファーム生産:1- 0- 0- 1/ 2:50.0%
Dドゥラモンド(父父):ノーザンF
Iアスコルターレ(父父):ノーザンF
Kジュンブルースカイ(父父):ノーザンF
Lホウオウアマゾン:ノーザンF

ダイワメジャー:1- 0- 1- 5/ 7:14.3%
ノーザンファーム生産:1- 0- 0- 1/ 2:50.0%
Hテーオーダヴィンチ
Mモントライゼ:ノーザンF


Mモントライゼ


1〜3番人気で決まったのは6年で1回。後は毎年9番人気以下の穴が一頭は絡む。1〜2番人気は強いが穴を拾うのに手を広げ過ぎると儲からない難しいレース。サウジアラビアRC組、デイリー杯2歳S組を中心に、京王杯2歳S組も馬券になる。特筆はベゴニア賞の勝ち馬が出走すると2戦2勝。今年は勝ち馬ではなく4着のBビゾンテノブファロが出走するが果たして。

本命はMモントライゼ。父ダイワメジャーは2年前のアドマイヤマーズと同じ。アドマイヤマーズの母父Mediceanの父(母父父)はMachiavellianでミスプロ系。Mモントライゼの母父Nayefの父(母父父)はGulchでミスプロ系。Mediceanの母(母父母)MysticGoddessは、Mモントライゼの母にあたるムーングロウの母(母母)でもある。Mモントライゼから見ると、祖母の息子(叔父)のその息子(従兄)がアドマイヤマーズ。ややこしい。インの3番手で進めたアドマイヤマーズと同じように無理なく先行から脚を伸ばすシーンが浮かぶ。当時のような圧倒的先行内枠有利馬場ではなく、包まれる心配がない14番枠は望むところ。新馬戦はヨカヨカに外から差され、小倉2歳Sではメイケイエールに外から差されたが、二頭は先週の阪神JFを1.33.3秒、1.33.5秒で4〜5着した。牝馬全盛の時代でもあり、接戦のMモントライゼも1.33.5秒前後で走れることの証明。1600mの経験はないが前走京王杯2歳Sの東京は圧倒的な外枠有利の外差し馬場。それを外に切れ込みながら先行馬では唯一馬券になってしかも勝利したのはすごい。この週の芝レースで先行3番手以内の1桁馬番が勝利したのはMモントライゼとスローで10頭立てだった新馬戦のみ。単純なスピードではないパワーとスタミナがあってこそ。良馬場で内外の差がない1600mならまったく問題ない。外枠から出たなりで好位でも中団からでもルメール騎手が確実に伸ばしてくる。前走+14kgの休み明けを叩いて中5週も万全。

相手筆頭はLホウオウアマゾン。キンカメ×サンデー系は2015年にワンツーしたリオンディーズ、エアスピネルがいる。母のヒカルアマランサスはヴィクトリアマイル2着。母母父のA.P. Indy系は牝馬ながら出走した2018年3着グランアレグリア、2016年4着ミスエルテの母父系統。更に母母母父には先週の阪神JFで複勝率100%(残念ながら出走馬はいなかったが)の母父Caerleonを持つ。今回の出走馬の中で母方にCaerleonを持つのはただ一頭この馬だけ。前々走の野路菊Sは超スローを先行して残り3Fから11.6-10.9-11.6で34.1秒、前走のデイリー杯2歳Sは2番手で残り3Fから11.4-10.9-12.0の流れを1.32.4秒で2着。さすがに2歳馬が11月で1.32.4秒は反動が気になるが、休み明けで+12kgだったのは強調材料。1週前にCWの三頭併せ、当週が坂路の併せ馬でここがメイチの体勢万全。スローペースも高速時計も阪神1600mもクリアしているのは心強い。直線入口から本命と二頭でゴールまでを期待。

Dドゥラモンドもキングカメハメ系の父ドゥラメンテ。ベゴニア賞ではないが特注の前走1勝クラス勝ち馬から選ぶならこの馬。先週のサトノレイナス同様に稍重で時計がなく見た目に重たい印象があるが、前走は直線入口で外から一気に先頭に取り付き、直線は坂上から右鞭一発で突き抜けた。初戦も前走も直線に立ってから気を抜くような面が見受けられるので、脚の使い所が難しいが、前に行くAグレナディアガーズ、Eブルースピリットの後ろでユタカタケが上手く溜めて抜けてくる。

昨年は2戦2勝の無敗馬が馬券になるのかデータから検証。今年も2勝2勝の無敗馬は3頭出走。馬券になる条件は中央場所で1600m以上の重賞を勝っていること。ステラヴェローチェはその条件に該当。かつサウジアラビアRCの1着馬は2,0,1,0で複勝率100%。データからはまず馬券になるが、どうにも阪神高速時計に対応出来るイメージが湧かない。同じバゴ産駒のクロノジェネシスが阪神1600mで馬券になったのは母父クロフネの要素が大きいと思っているし、中団以下に構える競馬もそれまではしていなかった。後方から脚を使うも掲示板までの競馬が妥当ではなかろうか。あえて逆らってみたいが、オッズ的にはレッドベルオーブ断然で切る必要もないのが難しい判断。


まとめ


◎:Mモントライゼ
○:Lホウオウアマゾン
▲:Dドゥラモンド


あとがき


阪神ジュベナイルフィリーズ、ユーバーレーベンにまとめてやられたと思ったが、終わって見ればただの人気通りもひさびさの大本線。ソダシは従来のすんなり先行ではなく、馬群の中で溜めて内を割ってくる渋い競馬。内から一度サトノレイナスに出られながら差し返す勝負根性も見事。阪神東京札幌小回りと三冠レースのコース適性も文句なし。イメージはホエールキャプチャ。サトノレイナスはソダシの後ろからインに入る注文通りのマンマーク。直線一瞬外に出そうとして内に切り替えた若干のロスが最後のハナ差になった。来年はこの二頭を中心にまだ出ていない馬が何頭割って入るかの勢力図。オークスならユーバーレーベン、オパールムーン、ジェラルディーナにも逆転がありそうな気がするが、賞金を加算するかトライアルで権利を取らないとまだ出走出来るかわからない。厩舎は腕の見せ所。



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筆者:たないさん
俺プロ:https://orepro.netkeiba.com/mydata/mytop.html?id=13922579

競馬歴21年。ロサードに魅せられて薔薇一族を追っかける。複勝で一世風靡。トゥザヴィクトリー→ローズバドのエリザベス女王杯あたりが馬券のピーク。年間プラス収支を有馬記念につぎ込み当たればドロップアウトしようと毎年チャレンジするも人生で一度も有馬記念的中がないのが売りだったが、ここ二年的中してしまい、今年こそ今年こそが一年を生きる糧ではなくなっている。競馬以外で好きなものは中日ドラゴンズ、リヴァプール、そして家族。



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