【競馬予想】2020/03/29:高松宮記念
ピーケンニュース
競馬予想
最善を考え選択し続けていくことの責任
感染者を出さずに無観客でもオープン戦や練習試合を続けたプロ野球。チーム練習は続けられるよう感染者を出す前に延期をして再開タイミングを伺ったJリーグ。神事のごとく15日間やり切った大相撲。そして無観客競馬を続けるJRAとNAR。日本のプロスポーツ組織がいかに素晴らしいかを世界はもっと知る必要がある。Bリーグはまだまだこれから。
しかしいくらなんでも週末の夜にライブ放送がダーツとサッカートルコリーグだけってどうなのよDAZNさんと思っていたらいよいよ今週末は何も中継されなくなった。
史上かつてない豪華メンバー
俺プロは順調にポイント獲得を重ねて来週からの5段昇格が当確。5段になると10レース予想が参加条件になるのでハードルは格段に上がる。特に二場開催ではレース数が足りないことが予想されるので、取れる複勝を確実に取って実レース数を減らしていく試みでチャレンジ。
先々週は阪神スプリングジャンプでオジュウチョウサンが一年ぶりの障害レースで圧勝。中山大障害の上位メンバーが出揃う中での9歳馬のレースぶりには驚嘆。是非カラジの12歳までは見てみたいがどうだろう。次回の中山グランドジャンプは是非有観客競馬で万感の拍手を見たいが、無観客どころか開催が出来るかも怪しい雲行きになってきた。
本当なら今週開催予定だったドバイワールドカップも中止。その時点での最善として三日間競馬をキャンセルして先乗りしたルメール騎手は中止の煽りを食らって大阪杯も乗れず。実質7日間騎乗出来ないことになったが、主催者側の決断の遅さとは正反対で、実に信頼出来る男だと思えるエピソード。
高松宮記念ではそのルメール騎手が前走騎乗していた馬が4頭出走。しかもすべてG1馬。反対にドバイワールドカップが中止になったことで継続騎乗になったコンビも何頭かいる。
※2004年以降で重賞勝ちがある芝1200が初出走の馬
2020年:6頭(G1馬:4頭)
2019年:2頭
2016年:1頭(G1馬:1頭)
2015年:2頭(G1馬:1頭)
2014年:2頭
2013年:1頭
2010年:1頭
2008年:2頭
2007年:3頭
2006年:3頭(G1馬:1頭)
2004年:1頭(G1馬:1頭)
※着度数
G1馬:1 , 1 , 1 , 2
G3馬:2 , 1 , 0 , 10
2020年は重賞勝ちで芝1200が初出走の馬が6頭出走。過去での最高が3頭なのでいかに今年がすごいか。しかもG1馬が4頭。G1馬の初出走は過去でも1頭のみ。一体何が起きたのかというレベル。G1馬だったら大体馬券になっているがG3だと▲という感じの成績。
※今年の芝1200初出走馬
@ステルヴィオ:G1馬
Bダイアトニック:重賞馬
Fグルーヴィット:重賞馬
Gグランアレグリア:G1馬
Jクリノガウディー
Mモズアスコット:G1馬
Qノームコア:G1馬
クリノガウディーは新馬戦しか勝ちがないが、重賞勝ちがなく芝1200初出走で馬券になった例はオレハマッテルゼがある。
※馬場改修後2012年以後の高松宮記念で馬券になった馬の乗り替わり成績
継続騎乗:5,6,5
乗り替わり:3,2,3
※乗り替わりで馬券になった馬
2019年2枠4番:牡6:セイウンコウセイ:108.0倍:12人気 → 2着
2019年4枠7番:牡6:ショウナンアンセム:358.9倍:17人気 → 3着
2018年4枠8番:牝6:レッツゴードンキ:6.3倍:3人気 → 2着
2018年4枠7番:牝5:ナックビーナス:41.2倍:10人気 → 3着
2017年3枠6番:牡4:セイウンコウセイ:8.7倍:5人気 → 1着
2016年2枠4番:牡5:ビッグアーサー:3.9倍:1人気 → 1着
2014年3枠5番:牡4:コパノリチャード:7.7倍:3人気 → 1着
2013年7枠13番:牡4:ハクサンムーン:85.6倍:10人気 → 3着
※乗り替わりで9番より外だった単勝16.9倍以下の馬
2019年6枠12番:牡6:ロジクライ:9.2倍:4人気 → 8着
2019年7枠15番:牝4:モズスーパーフレア:4.1倍:2人気 → 15着
2017年7枠13番:牝4:ソルヴェイグ:8.9倍:6人気 → 9着
2016年6枠12番:牝6:ウリウリ:7.9倍:4人気 → 9着
ルメール騎手が継続騎乗出来ない馬が大量発生ということで乗り替わりにも注目。単純な成績はダブルスコアで継続騎乗の分がいい。更に乗り替わりだとハナに行くか8番より内枠かしか馬券にならず、9番より外の人気馬は改修後1頭も来ていない。
過去芝1200初出走のG1馬は当然乗り替わりなく全頭継続騎乗だったので、過去の結果からはGグランアレグリアは大丈夫、Hタワーオブロンドン、Mモズアスコットは危ない人気馬となる。
@ステルヴィオ
今をときめく父ロードカナロアのステルヴィオ。この馬3歳になってから馬券に絡んだのはすべて8番より内枠のときだけ。1枠1番のマイルチャンピオンシップは記憶に新しい。ただすべて人気になっていて馬券的妙味は薄かった。前々走の安田記念は馬券的妙味もアーモンドアイよりも出遅れてジエンド。デビュー以来最高体重で9ヶ月長休明けの前走も出遅れたのは気になるが、叩き2戦目で全力投球。引き続き人気落ちの今回が絶好の狙い目とみる。
相手は同じ父ロードカナロア産駒の3頭。Bダイアトニック、Eダノンスマッシュ、Fグルーヴィット、そしてGグランアレグリア。Eダノンスマッシュは昨年アレスバローズに騎乗していて不利を食らった川田騎手が騎乗。同じ3枠6番でどう乗るか。左回りも斜行した昨年の当レース以来。そのとき迷惑を掛けたダノンスマッシュに騎乗していた北村友騎手はBダイアトニックに騎乗。しかも当日は騎乗停止明けとは何の因果か。
まとめ
◎:@ステルヴィオ
○:Gグランアレグリア
▲:Bダイアトニック
△:Eダノンスマッシュ
△:Fグルーヴィット
あとがき
采配とは最善は何か考え手を打ちその結果の責任を負うこと。そして止まらずに考え続けて手を打ち続けること。その場その場で残り5分前のチャイムから最善手をギリギリまで考え自己責任で投票を続けるのが馬券購入者。
チャイムならねぇなぁと思っていたら中山競馬の3R以降が中止。ウイルスも何も関係なく季節外れの大雪というのもこれまた何かを感じるもの。
しかしここから毎週G1が続くわけだが、さすがにこれだけスポーツ開催がないとネタがなくなるわけで、毎週毎週政治風刺を続けるやばい記事に。。。
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筆者:たないさん
俺プロ:https://orepro.netkeiba.com/mydata/mytop.html?id=13922579
競馬歴21年。ロサードに魅せられて薔薇一族を追っかける。複勝で一世風靡。トゥザヴィクトリー→ローズバドのエリザベス女王杯あたりが馬券のピーク。年間プラス収支を有馬記念につぎ込み当たればドロップアウトしようと毎年チャレンジするも人生で一度も有馬記念的中がないのが売りだったが、ここ二年的中してしまい、今年こそ今年こそが一年を生きる糧ではなくなっている。競馬以外で好きなものは中日ドラゴンズ、リヴァプール、そして家族。