【競馬予想】2020/12/27:有馬記念

ピーケンニュース

2020-12-2700:00:00 up
【競馬予想】2020/12/27:有馬記念

競馬予想


今年も順当なレース

過去10年の平均時計・配当


レコード:2.29.5秒(2004年:ゼンノロブロイ)
平均タイム:2.33.0秒
平均上がり:34.9秒
平均単勝配当:607円
平均複勝配当:306円
平均馬連配当:3,504円
平均馬単配当:5,959円
平均3複配当:9,908円
平均3単配当:51,616円

※人気/着別度数/勝率
1番人気:5- 2- 1- 2/ 10:50.0%
2番人気:2- 1- 2- 5/ 10:20.0%
3番人気:1- 1- 2- 6/ 10:10.0%
4番人気:1- 1- 2- 6/ 10:10.0%
5番人気:0- 1- 0- 9/ 10:0.0%
6番人気:0- 0- 0- 10/ 10:0.0%
7〜人気:1- 4- 3- 88/ 96:1.0%


過去10年の前走レース別集計


※レース名/着別度数/勝率
菊花賞:4- 1- 2- 3/10:40.0%
ジャパンC:3- 4- 6-47/60:5.0%
海外:2- 0- 1- 6/ 9:22.2%
アルゼン共和国杯:1- 0- 0- 5/ 6:16.7%
金鯱賞:0- 2- 0-13/15:0.0%
天皇賞・秋:0- 2- 0-12/14:0.0%
エリザベス女王杯:0- 1- 0-14/15:0.0%
中日新聞杯:0- 0- 1- 0/ 1:0.0%
ステイヤーズS:0- 0- 0- 9/ 9:0.0%
マイルCS:0- 0- 0- 2/ 2:0.0%
宝塚記念:0- 0- 0- 1/ 1:0.0%

※勝ち馬が出ている前走レースの該当馬
菊花賞:4- 1- 2- 3/10:40.0%
10着:@バビット

ジャパンC:3- 4- 6-47/60:5.0%
4着:Iカレンブーケドール
6着:Dワールドプレミア
8着:Eキセキ
12着:Oユーキャンスマイル
13着:Bクレッシェンドラヴ

アルゼン共和国杯:1- 0- 0- 5/ 6:16.7%
1着:Kオーソリティ

海外:2- 0- 1- 6/ 9:22.2%
該当馬なし

※各ステップレース勝ち馬の成績
※前走レース名/着別度数/勝率
菊花賞:1- 0- 0- 0/ 1:100.0%(1着)
菊花賞:0- 1- 0- 0/ 1:0.0%(5着以下)
ジャパンC:1- 0- 2- 2/ 5:20.0%(4着)
ジャパンC:0- 1- 2-31/34:0.0%(6着以下)
アルゼン共和国杯:1- 0- 0- 4/ 5:20.0%(1着)
アルゼン共和国杯:0- 0- 0- 1/ 1:0.0%(2着以下)


過去5年で馬券になった馬の父×母父


※年度/着順/血統
2019年:1着:ハーツクライ×American Post
2019年:2着:ロードカナロア×スペシャルウィーク
2019年:3着:ディープインパクト×Acatenango
2018年:1着:ハービンジャー×キングカメハメハ
2018年:2着:キングカメハメハ×シンボリクリスエス
2018年:3着:ハーツクライ×Machiavellian
2017年:1着:ブラックタイド×サクラバクシンオー
2017年:2着:マンハッタンカフェ×Anabaa
2017年:3着:ハーツクライ×Machiavellian
2016年:1着:ディープインパクト×Orpen
2016年:2着:ブラックタイド×サクラバクシンオー
2016年:3着:スクリーンヒーロー×キョウワアリシバ
2015年:1着:スクリーンヒーロー×キョウワアリシバ
2015年:2着:ネオユニヴァース×Dixieland Band
2015年:3着:ブラックタイド×サクラバクシンオー

※過去10年で2頭以上馬券になった父
ステイゴールド:3- 1- 2-14/20:15.0%
ノーザンファーム生産:0- 0- 0- 3/ 3:0.0%
@バビット(父父)
Bクレッシェンドラヴ
Fラッキーライラック(父父):ノーザンF
Kオーソリティ(父父):ノーザンF
Nオセアグレイト(父父)

ディープインパクト:2- 0- 1-20/23:8.7%
ノーザンファーム生産:2- 0- 1-13/16:12.5%
Cラヴズオンリーユー:ノーザンF
Dワールドプレミア:ノーザンF
Eキセキ(母父)
Iカレンブーケドール
Jモズベッロ(父父)
Lフィエールマン:ノーザンF
Mサラキア:ノーザンF

キングカメハメハ:0- 2- 3-17/22:0.0%
ノーザンファーム生産:0- 2- 3-11/16:0.0%
Aブラストワンピース(母父):ノーザンF
Eキセキ(父父)
Oユーキャンスマイル:ノーザンF

ハーツクライ:1- 1- 2-12/16:6.3%
ブラックタイド:1- 1- 1- 1/ 4:25.0%
ネオユニヴァース:1- 1- 0- 5/ 7:14.3%
スクリーンヒーロー:1- 0- 1- 0/ 2:50.0%
該当馬なし

※過去6年で2頭以上馬券になった母父
サンデーサイレンス:0- 1- 2-14/17:0.0%
ノーザンファーム生産:0- 1- 2- 7/10:0.0%
Eキセキ(父父)
Gペルシアンナイト:ノーザンF
Oユーキャンスマイル(父父):ノーザンF

メジロマックイーン:3- 0- 2- 3/ 8:37.5%
サクラバクシンオー:1- 1- 1- 0/ 3:33.3%
Machiavellian:1- 0- 2- 4/ 7:14.3%
キョウワアリシバ:1- 0- 1- 0/ 2:50.0%
該当馬なし


Cラヴズオンリーユー


荒れるイメージの強い有馬記念も近年は平穏なレースが続く。1番人気の複勝率は8割、7番人気以下の人気薄は絡んでも1頭。今年は菊花賞、ジャパンCの上位組が不在。4着以下の馬達は人気の盲点になるか。天皇賞・秋からの勝ち馬は過去10年出ていないが、ここ2年はサートゥルナーリア2着、レイデオロ2着。菊花賞、ジャパンCの上位組が不在では上位人気に推されるのも必然。エリザベス女王杯の1〜3着馬が揃ったのは記憶にない。例年は菊花賞の掲示板に入った直行組を買うのがセオリーだったが、今年はディープボンドもブラックホールも除外。

※過去10年に良馬場で行われた馬券になった馬の道中位置取り
・最内:最内を回って4コーナーまで来た馬
・マーク:勝ち馬を1頭横もしくは1頭後ろでマークしていた馬
・×:最内/マークいずれにも当てはまらない馬
2019年:1着:3枠6番:リスグラシュー:最内
2019年:2着:5枠10番:サートゥルナーリア:×
2019年:3着:4枠7番:ワールドプレミア:最内
2017年:1着:1枠2番:キタサンブラック:最内
2017年:2着:2枠3番:クイーンズリング:マーク
2017年:3着:5枠10番:シュヴァルグラン:×
2016年:1着:6枠11番:サトノダイヤモンド:マーク
2016年:2着:1枠1番:キタサンブラック:最内
2016年:3着:1枠2番:ゴールドアクター:最内
2015年:1着:4枠7番:ゴールドアクター:最内
2015年:2着:5枠9番:サウンズオブアース:マーク
2015年:3着:6枠11番:キタサンブラック:最内
2014年:1着:2枠4番:ジェンティルドンナ:×
2014年:2着:3枠6番:トゥザワールド:マーク
2014年:3着:7枠14番:ゴールドシップ:×
2013年:1着:3枠6番:オルフェーヴル:×
2013年:2着:2枠4番:ウインバリアシオン:×
2013年:3着:7枠14番:ゴールドシップ:×
2012年:1着:7枠13番:ゴールドシップ:×
2012年:2着:3枠6番:オーシャンブルー:×
2012年:3着:5枠9番:ルーラーシップ:×
2011年:1着:6枠9番:オルフェーヴル:×
2011年:2着:4枠5番:エイシンフラッシュ:×
2011年:3着:5枠7番:トゥザグローリー:×
2010年:1着:1枠1番:ヴィクトワールピサ:最内
2010年:2着:4枠7番:ブエナビスタ:×
2010年:3着:6枠11番:トゥザグローリー:マーク

中山2500mの距離はコースロスなく走れるのは大きなアドバンテージ。4コーナーまで最内を回って、最後だけ外に出すスムーズな競馬が出来る馬が近年では馬券になっている。2014年、2015年を境目に傾向が大きく変わっているのはおそらくエアレーションの影響。いつから中山競馬場で実施されているかは定かではないが、このあたりからエアレーションが中山競馬場でも実施されたと推測。従来は開催当初は内の馬場状態がよく、開催が進むにつれて内が荒れて外の差しが決まる傾向になるのが、エアレーションの影響により、開催当初は馬場状態に差がなく、開催が進むにつれて内が踏み固められて内が有利の傾向になる。土曜の競馬は時計がかかりながら明らかにインが伸びて前が有利。

この恩恵を今年最大限受けられそうなのが本命Cラヴズオンリーユー。とにかく何より枠順がよい。@バビット、Eキセキが行くとして、内のAブラストワンピース、Bクレッシェンドラヴは行き脚が速くない。普通にスタートを決めればインのポケット2〜3番手が楽に取れる。4戦4勝の無敗でオークスを制覇するも、完成しない馬体での無理や高速時計が影響したのか、その後は完調には遠い状態で休養を繰り返す。血統的にはディープ×StormCatで、いわゆる東京2400mのダービー血統。中山2500mとは真逆の適性だが、オークスに出走した当時の馬体重は456kg、前走のエリザベス女王杯は486kg、1年間でプラス30kg。明らかに馬が変わっている。3歳の春はオークスに向けての育成や調教過程だっただろうが、今は古馬の中距離路線を戦う体に仕上げているのではないか。矢作厩舎はリスグラシューで昨年の有馬記念を勝利。グランプリの勝ち方を知っている。血統とは真逆の適性にいきなり馬が変わることはないが、鍛えて成長してこなすことは出来る。そこに枠順や展開のプラス要素が加われば、適性や能力を覆すのが競馬。陣営からはようやく状態が完全に戻った旨の発言あり。来年はラッキーライラックに代わり、中距離古馬王道路線を歩んでくれるはず。ジェンティルドンナのような競馬で、デムーロ騎手渾身の騎乗を期待。

相手筆頭は当然Hクロノジェネシス。実質重の宝塚記念であれだけのパフォーマンスが出来れば中山2500mの走りも保証されている。時計がかかる今の中山芝も最高に向く。崩れるイメージがない。変にハイペースを怖がって後方からを選択せず強気の競馬で進めて欲しい。

Iカレンブーケドールは血統系統的には本命と同じディープ×StormCat系だが、中山2200mは1,1,1,0で結果を出している。前走津村騎手は最高の騎乗と思っているだけに池添騎手への変更は解せないが、グランプリを勝つための策と前向きに考える。この枠順ならHクロノジェネシスのマンマーク。一緒に馬券になる可能性は高い。

押さえは中山無敗の最内2頭。@バビット、Aブラストワンピースまで。

大本線は同世代のオークス1〜3着どんぶり。


まとめ


◎:Cラヴズオンリーユー
○:Hクロノジェネシス
▲:Iカレンブーケドール
△:@バビット
△:Aブラストワンピース


あとがき


ホープフルステークス、ランドオブリバティが外に飛んで行ったのは驚き。他馬も含めてレース影響がなく、三浦騎手も大事には至らなさそうなのが不幸中の幸い。普通に走っていれば勝つか2着まではありそうな手応えだった。今年も無敗の人気馬が順当に走って人気通りの決着。川田騎手の勝利騎手インタビューでの涙は印象的。師匠の安田隆先生の馬でようやくG1を勝てたことによるものだが、高松宮記念の降着劇で北村友騎手に激怒していたのはそういう想いがあったのだなと今理解。

それではよいグランプリ、そして中央競馬最終日を。



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筆者:たないさん
俺プロ:https://orepro.netkeiba.com/mydata/mytop.html?id=13922579

競馬歴21年。ロサードに魅せられて薔薇一族を追っかける。複勝で一世風靡。トゥザヴィクトリー→ローズバドのエリザベス女王杯あたりが馬券のピーク。年間プラス収支を有馬記念につぎ込み当たればドロップアウトしようと毎年チャレンジするも人生で一度も有馬記念的中がないのが売りだったが、ここ二年的中してしまい、今年こそ今年こそが一年を生きる糧ではなくなっている。競馬以外で好きなものは中日ドラゴンズ、リヴァプール、そして家族。



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